長崎県諫早市貝津町 長崎呼吸器リハビリクリニック
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睡眠時無呼吸症候群
人は人生の3分の1の時間を睡眠に費やしています。
しかし、睡眠時無呼吸症候群になると良質な睡眠が取れず、日中の眠気などにより生活の質が低下します。
また、高血圧や心疾患・糖尿病などの生活習慣病を高率に合併し、生命予後に大きな影響を与えることが明らかになってきました。
最近、睡眠時無呼吸症候群の認識は広がってきましたが、まだまだ検査・治療を受けていない方が多く存在します。
左のグラフに示してあるように、睡眠時無呼吸症候群の患者の交通事故発生率は健常者よりも高く、また年齢・性別・運転距離に関わらず、睡眠時無呼吸症候群の重症度に応じて高いとの報告もあります。
未治療のままだと自分の身だけでなく社会的な影響も非常に大きく、また、種々の合併症の報告もあります。
普段寝ている間の出来事なので気付きにくいのですが、”もしや!?”とお思いの方は、簡単に出来る検査ですので、一度医療機関へ相談されることをお勧めいたします。

一度、検査を受けてみませんか?

   

●睡眠時無呼吸症候群(Sleep Apnea Syndrome)とは?

  眠っている間に10秒以上の呼吸停止が、1時間当たり5回以上もしくは、一晩(8時間以上)で30回以上あると睡眠時無呼吸症候群と診断されます。下記の症状に思い当たる人や『睡眠に関する質問表』の評価によっては、睡眠時無呼吸症候群の可能性があります。
自宅で簡単に検査できるキットもありますので、ご相談ください。
 
   
 

『睡眠に関する質問表』

 
     

●「無呼吸」だと何が怖いの?

  呼吸が止まることによって、体内の酸素の濃度は極端に低下し心臓などに負担がかかり、様々な臓器に影響を及ぼします。
  • 高血圧
  • 心筋梗塞
  • 脳血管障害
  • 冠動脈疾患
  • 糖尿病
  • 居眠りによる交通事故
  • 仕事上のトラブル
  • 生活の質(QOL)の低下
放っておくと、これらのリスクは高まります。
         

●「睡眠時無呼吸」簡易検査プログラム

 

プログラムの概要

検査内容

1. 外来受診
2. 1泊入院による睡眠時無呼吸検査(アプノモニター)
※検査は自宅でも可能です
  20時30分 来院
  21時 検査説明
  22時 検査開始
  6時 検査終了(必要時、採血)後、退院。
※尚、朝食を摂られる方は8時となります。
3. 外来受診
  ・検査結果の説明
・結果に基づく今後の診療・生活のアドバイス
4. 検査料(健康保険が適用されます)
  ・1泊入院:10,000円程度(3割負担の場合)
・自宅で検査した場合;3,800円程度(3割負担の場合)
       

●「睡眠時無呼吸」精密検査(ポリソムノグラフィー)

  上記の方法(簡易検査)で正確な診断や重症度が判別できなかった場合、あるいは保険治療の適応があるかを調べるため、精密検査(ポリソムノグラフィー)が必要になることがあります。
※検査料(健康保険が適用されます)
  ・1泊入院:18,000円程度(3割負担の場合)
       

●リンク

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