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◆以下の症状で困っていませんか? 呼吸リハビリテーションの実際 |
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これらの症状を少しでも楽にして生活してもらうのが呼吸リハビリテーションの目的です。 | ||||||||||
今まで息切れや、不快な咳・痰などの症状は慢性の呼吸器病の患者さんにおいては仕方のないものとされてきました。 しかしこれらの諸症状は決して避けられないものではありません。私たちは少しでも息切れのない、楽な日常生活を患者さんに 過ごしていただくことをめざし、理学療法を含む総合的な呼吸器病の治療に取り組んでおります。 以下に当院で実施している呼吸リハビリテーションの概要をご案内いたします。 |
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◆呼吸リハビリテーションはなぜ必要か? ◆包括的呼吸リハビリテーションプログラム ◆呼吸リハビリテーションの実際 ◆QOLを向上させるには退院後のリハビリが必要 |
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◆呼吸リハビリテーションはなぜ必要か? |
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ぜんそくや肺気腫など慢性呼吸器疾患や肺結核後遺症などにより、自力での呼吸が困難になると、酸素吸入が必要となります。 医療の進歩により、これらの病気も薬剤でかなり治療できるようになりましたし、医療機器や治療法の発達により、従来、病院で行っていた酸素療法が在宅でもできるようになりました。 しかし、在宅酸素療法のみでは、どうしても体力が低下し、寝たきりになることもあります。 そういう患者さんにとっては、残された肺の機能や呼吸筋を最大限に使い、上下肢の筋力を訓練するなど呼吸困難を改善するためのリハビリが重要です。 〈慢性呼吸器疾患を有する患者さんの経過〉 慢性の呼吸障害を持つ患者さんでは、長い経過の中で息切れ→活動性の低下→筋力の低下が起こってきます。 じっとしているため食欲が低下し、体重減少と筋萎縮が促進されるので、労作時の呼吸困難に拍車がかかり、 悪循環に陥るのです。 この悪循環を断ち切るには呼吸リハビリテーションが必要です。 |
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◆包括的呼吸リハビリテーションプログラム |
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これまでの呼吸リハビリといえば、排痰法や腹式呼吸のことでしたが、包括的な呼吸リハビリは、内科治療に加え、理学療法 (呼吸訓練、運動療法)、食事療法を組み合わせたものです。 これは酸素吸入を行っている患者さんだけでなく、長く咳や痰が続きちょっとした動作で息切れがするといった症状で苦しんで いる方々も対象になります。 リハビリの項目としては口すぼめ呼吸や腹式呼吸などの呼吸法、呼吸体操、歩行訓練やトレッドミルなどを使った運動療法、 筋力増強訓練、自己排痰法などがあり、症状に合わせて呼吸不全の自己管理ができるようプログラムを作ります。 |
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当院における呼吸リハビリプログラム すべては呼吸器症状のため妨げられていた日常生活の改善を目的として行われます。
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◆呼吸リハビリテーションの実際 |
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呼吸リハビリテーションには、薬物療法や酸素療法などの病気の治療・管理のほか、呼吸理学療法、運動療法、食事療法等が |
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◆QOLを向上させるには退院後のリハビリが必要 |
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呼吸リハビリは患者さんの日常生活の行動能力を高めたり、QOL(生活の質)の向上をめざすものです。 リハビリによりだんだん活動の制限がなくなり、生活の幅が広がってきます。 しかし、せっかくリハビリ治療を受けても退院後に応用できなければQOLは向上しません。 慢性の肺疾患を持っている患者さんにとっては、精神面を含めた退院後のケアやリハビリの継続がとても重要です。 呼吸の仕方でぜんそく発作の症状もかなり違ってきますので、家族の方々にも呼吸介助をマスターするなど、リハビリに対する 知識と理解を深めていただくことが大切です。 さらに、在宅酸素療法の患者さんが社会復帰をするためには、地域の専門医や訪問看護師、医療機器メーカーといった医療関係者のケアシステムの体系化が必要です。 それが呼吸リハビリの今後の課題といえます。 |
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